9月18日
シーズンインに向け炉内掃除と煙道掃除に取り掛かる。しかし生憎の雨模様、先に煙道を掃除したかったが、順番を逆にして炉内を先行する。
5月中旬まで炊いてそのまま。ここで掃除したほうがいいのですが、この時季から気温が高くなるので、涼しくなってから作業しようという魂胆で、夏を通り越して今作業をする。
バッフル板を外す。気を抜いていると上側に灰が溜まっており、ドサッと落ちる場合がある。素材からもそうだが、この取り外しはゆっくりそっと。
内部の鋳物構造のプレートは、右→中→左の順で外す。ラフに作られているようで、微妙に干渉しシビアなクリアランス。熱膨張と熱変形も考慮してあるのだろう。
鋳物プレートを外した状態。
外に出して灰を落としつつサビをワイヤーブラシで磨く。バッフル板は乾いた亀の子たわしで擦る。
作業後、もう少し擦ればいいのだが、まあ素材が鋳物って事でサビは寛容に。酷くなったら、またその時。
天板もB−TOPもこの通り。B−TOPはステンレスの筈だが、高温に晒され組織構造が変化したのだろう。現状で磁石がくっつく状態になっている。最初からSUS300系を使っていたのかも。で、磨く。
裏側のフィンも磨く。そ、そこの人、新聞は読まなくていいですから・・・(笑)。
日頃の使い方が見えるよう。でも暖房器具であり調理器具でもある。使ってなんぼ。汚れたらきれいにすればいいだけ。使わない手はない。B−TOPのグラスウールのパッキンも交換する。
ここまで掃除。フラッシュを焚かないと100点に見えたのですが、焚くと85点(笑)。
この作業をしながらも、雨雲の様子を見ながら煙道を掃除できないかチャンスを伺っていたのですが、結局できずに各パーツを外に出したまま翌日に移行する。